絵を描くときの工程
ハロウィンイラストを描いたので、その時の工程を細かく掘り下げていこうと思います。
まずは完成図から見てください
チャイナ服を着たゾンビガールがハッピーハロウィンしてる感じで描きました
スリットとかチラリズム満載のイラストになってます。
この絵を描くために準備したことを簡単にまとめます。
下書き
下書き①
最初に描き始めた絵です。チャイナ服の女の子でハロウィンっぽいイメージを描こうと思って描いてます。ゾンビガールにもしようかなぁと思いながらとりあえず描き始めました。
これで一旦Twitterに投稿しています。スマホでチェックしたらなにか物足りなさを覚えたので、色々修正していくことにしました。
下書き②
足を組んだポーズに変更しました。
この方がセクシーさも追加されるし、画面の情報量もアップします。スリットと太ももからの曲線美も表現できていいなと思いました。
足を組むポーズっていうのはとても難しく、想像だけでは描けません。
なのでフリー素材サイトで参照可能な画像を検索して、それを見ながら描きました。
こちらです。
足の角度と左手の位置を確認しながら描きましたが、私のイラストの方が若干アオリ気味だったのでそのへんをすこし考慮しながら描きました。手足の長さも元々の下書き①の長さに合わせて馴染ませています。
カラーラフ
次に色を仮置きしていきます。ざっくり塗ってイメージを掴むためです。
当初、チャイナドレスは青色にする予定でした。背景にも灯籠のようなものを浮かべて中華なイメージをしていましたが、ハロウィンなのでもう少しハロウィンっぽい要素を入れようと変更しました。
デザイン案をまとめる立ち絵
まずはデザインをきちんと書き出すことにしました。
カラーラフできちんと描けてなかった詳細もきちんとデザイン化することによって、曖昧な部分をなくそうと思いました。
デザイン画をきちんと描いたことで修正も迷わずにできました。
修正したのがこちら
チャイナドレスや細かな部分まで、装飾がきちんと盛り込めました。
ついでに背景のイメージもかぼちゃになりました。
ペン入れ～着彩
背景の書き込み～仕上げ
背景に屏風を立てることにしました
パーティションはこちらのクリスタの素材を使用しました。
パーティションを配置して、光るかぼちゃ浮かせてみました。
色の調整をしました。
グラデーションマップを使用して、全体的にピンクっぽくしてみました。
パーティクルや光を加えてみました。
あとノイズのテクスチャもうすく加えています。
こちらで完成です。
かなり細かな部分は省略していますが、ざっくりとこれくらいの工程はこなしています。このイラストだと10時間以上はかかってると思うのですが、また所要時間を見ておくのを忘れたので、毎回制作時間がわかっていません…。早くなんとかしないと…
最後まで見てくれた方ありがとうございました！
これはどうやってるの？とかもしご質問などあればお気軽にお聞きください。
